時代を読む

ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

コラム

北の脅威対策はアメリカ頼みだけか?

北朝鮮は29日、中距離型の弾道ミサイルを発射した。北海道・襟裳岬上空を通過し、同岬の東約1180キロメートルの太平洋上に落下し飛行距離は2700キロだった。北朝鮮からの事前通告はなく、政府は発射直後に「全国瞬時警報システム・Jアラート」を発し、自治体…

無気味なトルコの動き オスマン帝国の復活もくろむ!?

トルコが再び中東と世界の波乱要因になってきた。軍の一部がエルドアン大統領に反発してクーデター未遂事件を起こしてからこの7月で1年となった。クーデターは押さえ込んだものの、大統領の弾圧と強権が加速し、シリア北部に侵攻したり、大統領権限集中の改…

自民惨敗の都議選 ―安倍一強体制に風穴―

都議選は「都民ファースト(以下、都民F)」の大勝となり、公明党などを合わせた小池支持勢力で過半数を制した。都知事選は、他の地方選と異なり各党とも国政選挙並みに全力をあげて戦った選挙選だったから、この結果は今後の国政にも大きく影響するはずだ。…

サミットから学ぶもの

【同盟に頼れる時代は終焉】 イタリアのサミットが終了した直後、ドイツのメルケル首相は「欧州は自分たちの未来のために自分たちで戦わなければならない」と繰り返し強調した。 「同盟国だからといって他者に頼れる時代は終わった。自分たちの運命は自分た…

驕りが過ぎると高転びも・・・  加計学園問題で異様な擁護と役人たたき

先日、森友問題より加計学園の方が大事になるとコラム(※)に書いたが、何やらそんな成り行きになりつつある。官邸、関係省庁はフタをしてしまいたいようで、事態を暴露した文科省の前川喜平前事務次官の証言を寄ってたかっておとしめている。しかし、世間は…

シルクロードの日本人伝説

小さい頃から中国大陸、中央アジア、シルクロード――といった言葉に夢やロマンを感じていた。私は1942年に中国で生まれ、1年ほど上海で暮らしたことや、父も新聞記者で中国やアジア地域を駆け巡り、時々取材の話などを聞いていたためだろう。私と母は敗戦間近…

理化学研の再建に立ち上がる松本理事長

野依良治氏の後任として新しく理化学研究所の理事長になった松本紘氏は一見すると眼光鋭く、謹厳実直なこわそうな学者タイプにみえる。しかし、一度話始めると小さい頃から苦労され、多くを独力と恩師、国際的な仲間に支えられて京大総長から理研理事長まで…

シベリア抑留研究の小林昭菜さんが「村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞」を受賞

今日、嬉しいニュースが届いた。シベリア抑留研究をされている法政大大学院兼任講師の小林昭菜(あきな)さんが第1回「村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞」を受賞されたのだ。 小林さんは、私が会長を務める日本ウズベキスタン協会のイベントに足を運んで…

年齢に応じて役柄をこなす粋人

9日にBS朝日の「ザ・インタビュー」という番組で俳優の近藤正臣氏との対談が放送された。若い頃から二枚目俳優として有名だったが、お会いしたのは初めてだった。TVでよく見かけるし、最近はNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」や日曜夜の大河ドラマ「真田…

”軸”大事にする魂

「企業の寿命は30年」とよく言われてきた。むろん30年経ったら”つぶれる”ということではない。順調にきた企業も30年経つと、組織の規律にゆるみが出たり、社内で自由にモノを言える雰囲気がなくなりワンマン的経営になってしまう。いわば、よほど気を引き締…