時代を読む

ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

コラム「虫の目、鳥の目、歴史の目」

もんじゅの廃炉で核燃サイクル絶望へ

「IEA(国際エネルギー機関)が昨年の報告で、“多くの国において太陽光が最も安くなる”と指摘したことにショックを受けた」(7月24日付朝日新聞)――IEA元事務局長で、日本のエネルギー政策の第一人者とみられている田中伸男・日本原子力産業協会理事が自然エ…

米中貿易戦争に日本は傍観か!?

世界第一位と第二位の経済大国であるアメリカと中国が遂に貿易戦争を始めた。世界は今のところ先進国も新興国も経済は好調だ。なのに二つの経済大国があえて貿易戦争を引き起こし、世界の株価や為替に影響を及ぼしている。このまま放置し貿易戦争が拡大すれ…

あきれる政治・官僚の質低下 朝鮮半島の将来展望語る時期に

「政治の説明能力が大事な時代に、政治の信頼そのものが問われている。国民は信頼できない人間の言うことを聞くだろうか。我々は深刻さを今一度感じなければならない」 最近の政治に対する国民の信頼低下は著しいものがある。その危機感を政治家自身が講演で…

日本は米朝会談にどう向き合うのか ~朝鮮戦争の終結合意もありうるか?~

歴史的な米朝首脳会談まであと数日。果たして南北朝鮮の非核化への道筋はできるのか――。 一時は米朝首脳会談中止の危機に陥ったが、北朝鮮が韓国の文在寅大統領に仲介を依頼し、中国もこれを支援したため、再び当初の予定通り6月12日にシンガポールでトラン…

【再掲:全文掲載】日韓関係を築き直す好機 ―苦労を知り筋を通す文在寅新大統領―

※本コラムはまぐまぐ有料 ジャーナリスト嶌信彦「虫の目、鳥の目、歴史の目」2018年1月12日配信したものです、本日掲載のコラム「トランプ、強気策で突破 金正恩の小細工効かず」内に関連事項がございますので、全文掲載いたします。 二国間の政治関係を良好…

機能不全目立つ安倍外交

安倍政権が機能不全に陥ってきたようにみえる。4月13日付の東京新聞一面には「この3ヵ月で疑惑・不祥事13」と記し、かつてないほどの異常事態と報じている。いよいよ一強支配といわれた安倍政権も末期症状を呈してきたのか。 続きは、本日18:00頃に配信のメ…

今は中東より朝鮮半島を―安倍外交センスに疑問も―

安倍首相は連休中の4月29日から5月3日までアラブ首長国連邦(UAE)、イスラエル、パレスチナ、ヨルダンの中東各国を訪問している。連休中の首相の訪問外交は、いまや恒例となり外交に強い安倍首相のイメージを形成するための大きな“売り”となっている。 しか…

―集団指導体制から習近平氏一強へ?―

中国共産党中央委員会は、中国の国家主席の任期の上限をこれまでの「2期10年」から上限に関する部分を削除する改憲案を全国人民代表大会(全人代=国会)に提出した。3月5日に開幕した全人代で可決された後、正式に決定される。 続きは、本日18:00頃に配信の…

米中でシノギを削る覇権争いの時代に ―ともに新しい理想・価値観が見えず―

世界の覇権争いを巡ってアメリカと中国の見えない戦いが表面化してきた。アメリカは核戦略の見直しを宣言し、中国は“社会主義強国”をスローガンに外交、軍事、経済、同盟関係などを見直す大戦略構想を打ち出してきた。覇権争いの決着までにはまだかなりの年…

日韓関係を築き直す好機 ―苦労を知り筋を通す文在寅新大統領―

二国間の政治関係を良好に保つには、経済や歴史、政治問題などもあるが、何より重要なのはトップ(首相、大統領)が互いに胸襟を開き、心おきなく率直に話合える関係をもてるかどうかだろう。たとえ一時的に言い争いになるかもしれなくとも、口ごもらず正直…

小池氏の首相の目は無くなった ─器用だが理念・哲学に物足りなさ─

東京都知事の小池百合子氏は、自らが創設した「希望の党」の共同代表を降りて「今後は都知事に専念する」と表明した。「希望」は創設時の数日間は今回の衆院選の焦点になるとみられていたが、民進党からの「希望」入りを全員受け入れるつもりは「サラサラな…

中央アジアをまわって  ―30-40年後は再び世界の中心に―

中央アジアと聞いても、日本と近い、親近感があるという人は今は少ないだろう。その中央アジアのタジキスタン、カザフスタンに10月31日から11月7日まで約1週間ほど行ってきた。今回も国際交流基金(JF)の文化交流視察に同行したものだ。これで中央アジア5ヵ…

50減少なら安倍責任論浮上か

安倍内閣の“一強体制”継続を狙った安倍首相による突然の衆院解散・総選挙は、当初の首相の目論見とは違って政界に大きな波紋を投げかけた。まず小池百合子氏率いる新党「希望の党」を生み、民進党が解党。民進は希望に合流する保守グループとリベラル派によ…

厄介な英国のEU離脱 ―日本は東南アジアのまとめ役に徹して生きよう―

8月末にイギリスのメイ首相が来日した。イギリスがEU(欧州連合)から離脱すると、日本もまた日本製品にかかる関税や日英貿易ルールの変更を余儀なくされる懸念があるため、離脱に伴う影響などを話合うためだった。イギリスは今、EUのみならず世界の主だった…

1強体制を固める中国・習政権 ―江沢民・胡錦濤派潰しに躍起―

五年に一度の中国共産党大会が近づいているせいか、このところ習近平・中国国家主席の一強支配を示す動きが目立つ。7月30日に行なわれた中国人民解放軍の創立90周年を記念する軍事パレードでは、習主席が珍しく迷彩服を着て閲兵に参加した。普段は背広姿(中…

危険水域に入ってきた安倍政権 ―小泉官房長官のサプライズなどができるか―

安倍政権が一挙に危機ラインに入ってきた。 まず如実に現れているのは内閣支持率だ。6月の全国世論調査で毎日新聞、読売新聞などで不支持率が支持率を上回り、歯止めがかかっていない。7月の調査でも読売では支持率が前回から13ポイント減の36%に落ち込み、…

欧州の政治家に見送られたコール元首相 ―東西ドイツを奇跡的に統合したステーツマン―

スタッフです。本日まぐまぐ有料メルマガに増刊号として標記のコラムを掲載しました。 ドイツの故コール首相は大男だった。そのせいか、いつもゆったりとした動きに見え、意地の悪いマスコミの中には「大男、総身に知恵がまわりかね」などと皮肉る向きもあっ…

加計学園問題に圧力はなかったか 再調査で疑惑の煙が消せるのか?

【大どんでん返し】 大どんでん返しである。加計学園問題で、これまで官邸や文科省・内閣府の担当高官は、加計学園の獣医学部新設に関する「総理の意向」などと記された内部文書について「そんな文書は存在しない」「怪文書のようなものを探しても意味はない…

驕りが過ぎると高転びも・・・  加計学園問題で異様な擁護と役人たたき

先日、森友問題より加計学園の方が大事になるとコラム(※)に書いたが、何やらそんな成り行きになりつつある。官邸、関係省庁はフタをしてしまいたいようで、事態を暴露した文科省の前川喜平前事務次官の証言を寄ってたかっておとしめている。しかし、世間は…

自国第一が引き起こすハレーション ―いまや世界で流行に?―

先月より新たな連載コラムとしてまぐまぐ様にて「虫の目、鳥の目、歴史の目」を開始し、本日新たなコラムを配信いたします。。今回本メルマガを開始するにあたって、私が物事を考察する上で重要と考える鍵をタイトルにつけました。今後ともよろしくお願いし…

森友学園問題の深層は? ―安倍政権にボディブローか―

今月より新たな連載コラムとしてまぐまぐ様にて「虫の目、鳥の目、歴史の目」を開始いたします。今回本メルマガを開始するにあたって、私が物事を考察する上で重要と考える鍵をタイトルにつけました。今後ともよろしくお願いします。 森友学園問題は、安倍首…