時代を読む

ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

昨日のトークファイルの内容

スタッフです。
昨日の「森本毅郎・スタンバイ」のトークファイルの音源が掲載されました。要約は以下の通りです。

テーマ:古本屋ブーム再来!変化する古本屋のいま。

近年、新刊本を取り扱う書店はどんどん減少し、1999年は2万2千店だったのが今や半分の1万3千店。そんな中古本屋が増えてきて、神田の神田古書協同組合の加盟店は164店と過去最高に増加している。

近年、特に江東区の清澄白河や中央線の三鷹、吉祥寺などに古本屋が増えてきた。本や新聞を読まなくなり、活字離れとも言われるが古本屋は静かなブームになっているようだ。

清澄白河には、2010年以降数十件の古本屋がオープン。そのきっかけはしまぶっくという古書店。この書店は、洋書、写真集など非常に品ぞろえが豊富で青山ブックセンターから独立した人が開業。開業当時は古本屋が全くなかったが、この付近には東京都の美術館(東京都現代美術館)や芭蕉記念館、深川江戸資料館などのアートスポットが点在しており、それらとマッチした哲学、歴史、美術書などを扱ったところ徐々に人が来るようになった。街とうまくマッチしたことで、流行ってくるということのようだ。

最近流行っているツタヤのような書店にカフェを併設する方式は、古本屋でも取り入れておりブックカフェ そら庵スモークブックスといった写真集やアートの本を販売しているようなところが流行っている。カフェで本をじっくり選ぼうというようだ。

本家本元の神保町はというと、2013年にスーパー源氏 神保町店がオープン。古本屋40店舗が加盟する古書の通販サイト「スーパー源氏」のリアル店舗としてオープン。当時、古本屋革命とも言われる。新刊はアマゾンが強いが、北は北海道から南は九州まで加盟店40店舗の代行販売を実施。生原稿、オカルト、小説、SF、プロレス、同人誌などジャンルは多岐にわたり、古書で取り扱いのない物はないとも言われ、非常に流行っている。

f:id:Nobuhiko_Shima:20150507124050j:plain

※画像はスーパー源氏 神保町店サイトより

古本屋は以前、街にひっそりあるという感じだったが、今や新しい形態の店が出てきた。古本屋の売上は全体で数千万、古書業界全体では千億とも言われ、一大ブームである。団塊世代が引退し、ゆっくり本を読もうという傾向や、山岳ものを中心とした1つのテーマに特化したような特色ある書店もあり、この連休中に古本屋を訪れる人が増えているようだ。

先日、私も古書を買い取りしてもらったが、整理回収業者に依頼すると自分がお金を払って処分となるが、古本屋であれば200冊以上であれば自宅に本を取りに来てくれ、買い取ってくれる。

神保町の古本屋の店主は気難しく、怒られたりして気軽に立ち寄れる雰囲気ではないお店が多かったが、今は若い人が経営するお店も増えカフェなどを併設するようになり気軽に行ける雰囲気がある。これらで活字離れを防ぐことにもつながるのではないだろうかと語っております。