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時代を読む

ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

本日のトークファイルの内容~杉並区のお試し移住~

スタッフです。
本日の「森本毅郎・スタンバイ」のトークファイルの音源が掲載されました。要約は以下の通りです。

テーマ:杉並区のお試し移住から見えるこれからの日本の問題

杉並区では高齢者の支援対策として、地方へ移住する人を募って区が移住を支援する事業を発表している。杉並区と交流が深いことから南伊豆町に永住前にお試しで5年滞在して判断してもらう人を募る。伊豆という地域柄もあり別荘的な感覚も備えているので、お試しにはよいのでは。杉並と伊豆を行き来する二地域住のスタイルもできる。田舎だと思っていたがのんびり過ごせる制度を設けた。2017年の開設をめざし、医療費の負担は杉並区。

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画像は、杉並区広報資料より

狙いとしては、今杉並区で特養の入所の待機者は1800人。設備が追い付かない。全国で入所できない高齢者は52万人ともいわれ、1年間で10万人増加しているので各自治体での懸念事項となっている。杉並は南伊豆町との交流が盛んになり、南伊豆町では雇用が増えるという狙いもある。本来、70歳を過ぎて移住した町が費用を負担することになるので南伊豆町の負担となるだが、今回のケースでは厚生労働省がこの仕組みをかえようと検討会を設け特例として今回の杉並区のケースを認め杉並区の負担となった。

賛成派は地方創生、雇用促進につながる。反対派は住み慣れたところや地域コミュニティには老若男女、若い人がいるほうがいい、要介護度の家族が通うのは大変で疎遠になるのではないかという声もあった。在宅介護を促進しているが、一方でこういう施設があったほうがよい、民間の有料老人ホームは高い。

自治体ではいきなり行くよりもお試し移住を推し、考える機会を機会をもってはどうか?今後に備え用意しておく必要があるということを勧めている。

近年、高齢者だけでなく若者、特に20代で地方に行く人が増えている。高齢者だけでなく若者も一緒に行くことをセットにするということを考えると非常によい制度になる。これからはますますこういったことを考えて行かなくてはならない。自治体としてこういう仕組みを考えることは立派なものだと語っております。