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昨日の日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」イモトアヤコさんがウズベキスタンを訪問 ~親日の象徴ナボイ劇場や建設秘話が紹介~ 

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スタッフからのお知らせです。

昨日、日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」の冒頭部分で第二次世界大戦後に抑留された日本兵と現地のウズベキスタンの方々によって建設された「ナボイ劇場」及びその建設秘話が放送されました。

タレントのイモトアヤコさんが実際に「ナボイ劇場」を訪問し、建設エピソードを紹介されています。本放送は、平均視聴率が番組歴代3位タイとなる22.4%の高視聴率を記録されたようです。

イモトさんのinstagramウズベキスタンを訪問された際の画像がありましたので、合わせてご紹介します。

 

・ #今夜イッテQウズベキスタン🇺🇿 #みてちょ

イモトアヤコ 公式さん(@imotodesse)がシェアした投稿 -

「ナボイ劇場」建設秘話については、実際に「ナボイ劇場」の建設に携わられた方々に伺った話をノンフィクションとしてまとめ、2015年9月末に嶌が上梓した「日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた」(角川書店)に現地の方々との交流、当時の生活などを詳細に記載しています。参考まで、概略を紹介いたします

■「ナボイ劇場」が親日の象徴となったきっかけ
タシケント市は1966年4月26日午前5時23分に直下型大地震に襲われました。国連の調査によると、60年代までの世界の大地震の5本指に入るほどの大きさで、約240の政府系建物、700の商店・レストラン、約180の教育施設、250の工場、約8万の家が崩壊し、約10万人の人々が戸外に放り出され、街はほぼ全壊しました。しかしながら「ナボイ劇場」は倒壊せず、ウズベキスタンの人々の避難場所として活用されました。

この話は、瞬く間にウズベキスタン国内のみならず隣接するキルギスカザフスタントルクメニスタンタジキスタンなどの中央アジア各国に伝わりました。これによって、1991年に中央アジア各国がソ連から独立した際に再び思い起こされ、日本をモデルとした国づくりをしようという動きつながっています。特にウズベキスタンでは日本語教育が盛んで、日本に多くの留学生が滞在しています。

 

■ナボイ劇場とは?
ナボイ劇場は旧ソ連の四大オペラハウスであり、正式名称は「アリシェル・ナボイ劇場」といいます。中央アジアの中心地であるウズベキスタンの首都タシケント市に現存し、総床面積1万5000平方メートル、客席1400席を有する煉瓦作り3階建てのビザンチン風建築です。建物内部にはいくつかの間やパーティの部屋があり、壁装飾は中央アジアの各地域の特色を生かすよう工夫されています。

第二次大戦後、レーニンによる政権樹立を行なった1917年11月7日の革命30周年にあたる1947年11月までにこの劇場を建設することを命題として、満州から旧ソ連によって旧ソ連領のウズベキスタンタシケント市に強制的に移送された日本兵の方々と現地のウズベク人が建築に携わられています。

 

■シベリア抑留とは?
旧ソ連の第二次大戦における犠牲者は約2013万人と非常に多く、男性の労働力不足を補うため、日本を始めドイツ、東欧などの捕虜を労働に活用する方針がスターリン書記長によって打ち出されました。範囲は、シベリアをはじめとする旧ソ連の領土である中央アジアの国々など多岐にわたり、総称し「シベリア抑留」と呼ばれています。抑留された日本兵は60万人に上り、学校建設、道路工事、鉄道整備、発電所設置など、多岐にわたる労働に従事されています。うち、1割の6万人が現地で亡くなられ、現地の日本人墓地に埋葬されています。

 

本放送では紹介されておりませんでしたが、この部隊の隊長である永田行夫様は若干24歳で隊長を務められ、ウズベキスタン抑留中に隊員457人の住所を全て暗記されました。舞鶴に帰国後、皆がすぐに自宅に帰宅する中、舞鶴の旅館に滞在し、記憶された住所を紙に書き起こし、それをもとに名簿を作成され戦友会が行なわれていました。

戦後から72年あまり過ぎ、建設に携わられた大半の方々が既に鬼籍に入られており、直接話を伺うことが叶わなくなってしまいました。

生前、嶌がホストを務めるTBSラジオ嶌信彦のエネルギッシュトーク」に永田様にゲストにお越し頂き、2002年11月3日に放送しました。ウズベクの方との交流や恋愛事情等、抑留生活に関してお話いただいた音源を公開しておりますので、お聴きいただけると幸いです。

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■書籍のランキングが上昇

本放送で紹介された内容を含む、「ナボイ劇場」建設秘話を収録している嶌が上梓した「日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた」(角川書店)が好評発売中です。放送後、アマゾンの日中・太平洋戦争部門にて急激に20位台に上昇しました。

戦後73年を迎える前、お時間がある時に一読いただけると幸いです。

※トップ画像:ナボイ劇場正面

書籍の特設サイトにより詳細な内容を記しておりますので、ご興味をお持ちの方は参照いただけると幸いです。
嶌信彦新著ノンフィクション「日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた」特設サイト