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ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

昨日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』ゲスト:徳増浩司氏(ラグビーWC日本招致の立役者・アジアラグビー協会名誉会長)音源掲載

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昨日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)はゲストにラグビーワールドカップの日本招致の立役者であるアジアラグビー協会名誉会長 徳増浩司氏をお迎えした放送音源が番組サイトに掲載されました。来週水曜正午までの期間限定での公開です。

 今年9月にアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップラグビーの強豪国でない日本にとって開催招致は遠い道のりだったと云うが、交渉役の一人として招致を成功させたその舞台裏についてお伺いいたしました。

次週も引き続き徳増氏をゲストにお迎えし、大学卒業後、新聞記者を経てウェールズラグビー留学したときのエピソードや、帰国後、茨城で高校のラグビー部を指導し、全国大会制覇。そしてラグビーワールドカップ日本招致に成功するまでのラガー人生についてお伺いする予定です。

 
徳増氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたします。

ラグビーワールドカップ2019公式サイトでは試合やチケット情報など詳細情報が掲載されています。ぜひご覧下さい。

日曜(7日) TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』ゲスト:徳増浩司氏(ラグビーWC日本招致の立役者・アジアラグビー協会名誉会長)

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日曜(7日)のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)はゲストにラグビーワールドカップの日本招致の立役者であるアジアラグビー協会名誉会長 徳増浩司氏をお迎えいたします。

 今年9月にアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップラグビーの強豪国でない日本にとって開催招致は遠い道のりだったと云うが、交渉役の一人として招致を成功させたその舞台裏についてお伺いする予定です。

 
徳増氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたします。

5アイズに加わる日独仏

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 英語圏5カ国(米・英・加・豪・ニュージーランド)の情報機関に日本、ドイツ、フランスが協力して連携することになった。中国などのサイバー攻撃に対し情報を共有して共同で対処するという。
 
 アメリカは、中国企業の作った高度の通信機器には外部からの侵入が容易くできる仕掛けがあるとみている。特に競争が激しく、まもなく実用化される第5世代(5G)の移動通信システムは中国の技術が優れており、サイバー攻撃や情報を盗みとられやすいと警戒しているのだ。このためアメリカは昨年夏、中国のファーウェイ(華為技術)やZTE(中興通訊)など中国通信機器大手の製品を政府調達から排除することを決めた。これに準じてアメリカは日本などにも中国製品を排除する方針を求め、5カ国のほか日・独・仏も交えて対応を協議している。また政府ベースだけでなく民間企業に対しても情報通信、金融、鉄道など14分野での重要インフラについてサイバー防衛の強化を求めている。
 
 ただ、オランダやカナダは「中国の排除は必要ない」としているし、イギリス、日本、イタリアなどの民間企業はファーウェイなどと実証実験を行なっており、今後も続行するかどうか迷っているといわれている。
 
 実は中国の5G技術は通信規格や価格などの面でアメリカより優位とみられ、中国の5Gの基地局数はアメリカの10倍以上に達し、ファーウェイは既に世界で約70カ国、150社以上と実証実験を進めているという現実があるのだ。このまま推移すると中国の5Gの契約数はアメリカの2倍以上となり世界最大になる可能性が強いとみられているのである。一旦、市場を握られてしまうと抜き返すのは至難の現実になってしまうため、アメリカも必死で各国に働きかけているのだろう。
 
 5Gは現在の通信の100倍の速度でデータをやりとりでき、車への活用など産業構造を大きく変え〝新産業革命〟をもたらすとみられる。それだけに5G技術と次世代無線通信規格のシェア争いにつながる基地局建設を巡って中国、アメリカ、韓国、フィンランドノキア)などの間で激しい競争が続いている。
 
 通信技術の世代交代時には、過去の例をみると産業構造が変わり世界の産業勢力図も大きく変化するケースが多かった。それだけに5G技術の開発に猛進している中国は、アメリカからすると大きな脅威に映り、中国包囲網を作ろうとしているのだ。ハイテクや宇宙、次世代通信などの先端分野で力をつけている中国の争いはまさにアメリカの覇権に挑むように見え、米中の覇権争いが世界に拡散しつつあるともいえるのである。
【財界 2019年4月9日号 第492回】


※参考情報

・米マサチューセッツ工科大学(MIT)は4日までに中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)との協力関係を打ち切る方針を決めたと5日付けの日経新聞にて報じられました。

・4日付けの日経新聞では、米国と韓国の通信大手がそろって「世界初の商用化」を宣言する異例の事態がおきている。米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは3日、次世代の高速通信規格「5G」に対応した携帯通信向けサービスを米2都市の一部で開始したと発表した。当初は11日に開始する計画だったが、韓国でのサービス開始に先駆けるためほぼ1週間前倒しした。これに対し、韓国SKテレコムなど通信大手3社は4日、5Gをスマートフォンスマホ)で使えるようにする一般者向けサービスを3日深夜に始めたと発表し韓国3社は「世界初は韓国だ」と主張している。と報じられています。
・8日付けの東洋経済の記事によると東京大学は3月7日までに、通信機器の世界最大手・中国ファーウェイ(華為技術)からの資金支援について、今後は受け入れを見直す可能性があることを明かしています。

昨日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』ゲスト:鈴木登紀子氏(ばぁばの愛称で知られる現役最高齢の料理研究家)二夜目音源掲載

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昨日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)はゲストにばぁばの愛称で知られる現役最高齢の料理研究家鈴木登紀子氏をお迎えした二夜目の音源が番組サイトに掲載されました。来週水曜正午までお聞きいただけます。

ご自宅の料理教室で生徒たちに今でもこだわって教えていることや、呑気に生きることの大切さ、旬の食材をつかって作る料理の楽しみ方などにつきお伺いいたしました。

前回は主婦から46歳の時に料理研究家になった経緯や、80歳を超え大病を患ったものの健康でいられる食生活や、母から教わったと云うカラダにいい料理などにつきお伺いしました。また、今回料理のコツとして「相性の良いものを組み合わせる」という極意や評判の良かった料理のレシピもご紹介いただきました。放送音源が番組サイトに掲載され、今週水曜正午までお聞きいただけます。

鈴木氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたしますので、合わせて参照下さい。

次週は、 ラグビーワールドカップ2019組織委員会事務総長特別補佐の徳増浩司氏をお迎えする予定です。

日曜(31日) TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』ゲスト:鈴木登紀子氏(ばぁばの愛称で知られる現役最高齢の料理研究家)二夜目

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日曜(31日)のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)はゲストにばぁばの愛称で知られる現役最高齢の料理研究家鈴木登紀子氏をお迎えした二夜目をお届けいたします。

ご自宅の料理教室で生徒たちに今でもこだわって教えていることや、呑気に生きることの大切さ、旬の食材をつかって作る料理の楽しみ方などにつきお伺いする予定です。

前回は主婦から46歳の時に料理研究家になった経緯や、80歳を超え大病を患ったものの健康でいられる食生活や、母から教わったと云うカラダにいい料理などにつきお伺いしました。また、今回料理のコツとして「相性の良いものを組み合わせる」という極意や評判の良かった料理のレシピもご紹介いただきました。放送音源が番組サイトに掲載され、来週水曜正午までお聞きいただけます。

鈴木氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたしますので、合わせて参照下さい。

賃金の上昇はウソだった 杜撰な統計収集でゴマカシ?

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 賃金の伸びはウソだった──厚生労働省が毎月調べている「勤労統計」が、実際は低い数字なのに高く公表されていることがわかった。最近、政府の統計調査に誤りが目立っているが、事もあろうに働く人の賃金が実際より高い数字に公表され、あたかも景気は順調に推移しているかのような印象を国民に与えていたのだ。
 
 毎月発表する厚労省の勤労統計は従業員500人以上の全事業所が調査対象となっているが、東京都部分については04年から勝手に3分の1しか行なっていなかった。
 
 この結果、例えば18年6月の名目賃金の伸び率は3.3%増で21年5カ月ぶりの高い伸びになったと報告された。安倍政権は賃金アップを訴える”官製春闘”を働きかけていたが、伸び率の大きさに疑問を持たれ再集計したところ2.8%増だった。また4月は発表した0.6%増がギリギリの0.2%増しかないことなどもわかった。大企業の賃金は高めに出るので操作したのではないかとみられ、外部有識者による特別監察委員会が再調査を行なったのだ。ただ04~11年のデータは廃棄されていたし、再調査も僅か1週間だった。

 根本厚労相は「組織的な隠蔽はない」と釈明したが、過少給付となっている雇用保険労災保険などの対象者は延べ2000万人で過少分は564億円だったとし、3月にも適正な給付を始めると約束した。一方、政府が特に重要と位置づける56の基幹統計を総務省が点検した結果、約半数の22統計に31件の不適切な間違いなどがあることもわかった。

 さらに厚労省は客観的な検証のため特別監察委員会を設置したと述べていたが、37人の聞き取りのうち17人分は身内の厚労省が担っていた。有識者が担当したのは局長・課長級の20人だけだったことも判明した。いかに杜撰な特別監察委員会だったか、ということだ。

 安倍政権になってから財務省の森友文書の改ざんと撤去費そそのかし、文科省加計学園関連の省内メール隠蔽、防衛省自衛隊イラク南スーダン派遣隊の日報隠蔽、厚労省裁量労働制の調査票隠蔽、内閣の加計・日報問題、福田淳一財務次官のセクハラ疑惑、各省庁における障害者雇用の水増し発覚──等々、中央官庁の不祥事は後を絶たない。

 今回の厚労省の統計の不正調査問題は、国民生活に関わる統計でテーマとしては地味ながら、政府統計の信頼性に関わるうえ、国民一人一人の保険の支給額に関係するなど不利益になるケースも多いのだ。結局、再調査することになったが当然だろう。

 政府統計のあり方を根本から見直すべきだ。
【財界 2019年3月12日号 第490回】

日本ウズベキスタン協会お花見会のご案内 ウズベクの美男美女やかわいい子供たちも参加

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スタッフからのお知らせです。

嶌が会長を務める日本ウズベキスタン協会の恒例のお花見会を4月13日(土)13時より新宿御苑で開催する運びとなりましたのでご案内いたします。

東京では今週に入りソメイヨシノが咲き始め、今週末には満開の様相です。桜が散り寂しいと思っている時期に新宿御苑の八重桜が満開の時期を迎えます。そんな八重桜が満開の時期に合わせ、お花見を開催します。

例年ウズベク人の親子や美男美女が集う、楽しくにぎやかな会となっています。会員のみならず一般の方のご参加も可能ですので、多くの方のご参加をお待ちしております。

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なお、ご参加頂ける方は500円以内の賞品を1、2点ご用意の頂けると幸いです。中央アジアは近年、人気の旅行先となっており日本でも人気を博しています。

ウズベクの方々に様子を聞いて一度出かけるチャンスにされてはどうでしょうか?

9月には協会主催の一般のツアーとは一線を画したツアーを開催する予定です。

準備の都合がありますので、4月9日(火)までに下記を参照の上日本ウズベキスタン協会事務局までお申し込み下さい。

日  時:4月13日(土)集合時間13時 / 入園時刻13時30分
                  雨天中止(中止の場合は当日、協会Facebookで告知)
集合場所:新宿御苑 新宿門前広場 
     ※担当者がウズベキスタンの国旗を持ってお待ちしております。

 ※画像をクリックすると地図の拡大図が見られます。

 

 

 

 

 

 

参加費:1,000円 ※参加費に入園料を含みます

用意の都合がありますので、ご参加の方は事前に以下にご連絡下さい。

申込み:以下の内容を記載の上日本ウズベキスタン協会事務局宛お申し込み下さい。
メール(jp-uzbeku(ここに@を入れてください)nifty.comクリックでメーラーが開きます
または電話( 03-3593-1400)、FAX(03-3593-1406)
・参加者の氏名
・参加者の会員種別(会員・一般,留学生,12才以下)
・緊急連絡先(複数名でお申し込みの場合は代表者のみ)

多くの方のご参加を心よりお待ちしております。

日本ウズベキスタン協会 会 長 嶌 信彦
             理事長 川端良子

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