時代を読む

ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

コラム(TSR情報)

~成長するシルクロード経済圏~ ――新興国の人々の明るさ――

5月のG・Wをはさんで2回の海外旅行を行った。一つはシルクロードの中心地にあたり、成長めざましいウズベキスタン、もう一ヵ所が数年ぶりに訪れた北京だ。新興国は一年ごとに街の表情が変わるといわれるがウズベキスタンも中国も様変わりで、日本にはない…

ベンチャーと町工場を結ぶ科学者集団企業 ―博士と修士ばかりが集まるリバネス―

――小保方さんが提起した隠れた問題―― 小保方晴子さんのSTAP細胞問題で、はからずも明るみに出たことは、生物学な科学のことだけでなく“ポスドク”の深刻さだろう。ポスドクとは、ポスト・ドクターつまり博士号をとった後の生き方のことだ。博士号(ドクタ…

ナノテクノロジーの未来と成長 応用無限の21世紀技術の柱

ナノテクノロジー――これからの産業の主役のひとつだし、日本が得意とする技術でもある。しかしナノテクとは何か、何に使われているのか、などの実情は一般にはまだよく知られていない。 言葉だけが先行しているようにみえるナノテクの世界をみてみたい。 ――…

農業で勝てる――自由化のカベ乗り越えて 製造業も保護主義脱して強くなった

いま農業が追い風に乗っている。この機会に国をあげて風をつかみとり“農業大国・日本”の評判を築けるのか、逆にまた国内でモタモタしてチャンスを逃すのか――ここはひとつ腰を据えて“農業の日本”という新しいブランドを国際社会に名乗りあげたらどうだろうか…

西武再上場に向けて発進!? 今後の焦点は上場後の再成長計画へ

浮上してきた旧鉄道を母体とする西武ホールディングス(HD)と、沈んでしまった西武百貨店グループ。前者のオーナーだった堤義明氏は少数株主に転落、百貨店グループの総帥だった堤清二氏は昨年亡くなり、グループもほぼ解体。ともに堤家の手を離れたが、鉄…

大淘汰、M&A時代に入った中小零細企業 ~技術と企業、雇用の継承こそが日本の宝~

メディアに企業の合併、再編の報道がされるのは、いまや日常茶飯事となってきた。大手メディアに出るのは大企業、上場企業の場合がほとんどで、海外企業の動向までかなりフォローされている。 しかし、合併、再編、企業の買収(M&A)は、実は中小企業の分…

廃炉作業とは何か 小泉発言“原発ゼロ”の裏にオンカロ視察

東京電力福島第一原発の本格的廃炉作業が、11月から始まった。福島第一原発には1号機から6号機まであり、今のところ4号機までの廃炉が決まっているが、5号機、6号機も廃炉になる予定だ。今回の作業は4号機から始まった。 4号機は東日本大震災の時に定期検査…

原発問題の今後 開かれた検証、議論、国際化へ

最近また、原子力発電所を巡るニュースが目立って増えている。しかもその内容が多種多様なので国民がとまどうのではないか、と思ってしまう。政府や国会は、この辺で論議を整理して今後の原発問題を考える軸を国民に提起すべきではないか。 ――海に流れ出た汚…

大学発ベンチャーに注目を イノベーション成長戦略の宝庫?

安倍政権は、2020年の東京オリンピック招致にも成功し、今のところ順調に動いている。ただ、今後の日本を成長軌道に乗せられるかどうかは、これからが正念場だろう。 安倍政権の経済政策は“三本の矢”から成っている。第一は異次元の金融緩和方針で、これにつ…

激化しているサイバー空間の戦い ――アメリカ同時多発テロが契機に――

最近、サイバー戦争、サイバー攻撃といった言葉がメディアによく登場するようになった。6月7~8日にアメリカ・カリフォルニア州で行われた異例の米中首脳会議では「新しい大国の関係」を築くことで一致したものの、サイバー攻撃を巡る問題では激しい応酬があっ…