時代を読む

ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

コラム(TSR情報)

国内回帰ブームを作ろう

――人件費コストだけではない競争条件―― 私は以前から主張してきたが、技術開発志向、高品質生産、職場環境や従業員を大事にしたい日本企業や外資系企業は、もっと国内回帰、対日投資をすべきだろう。最近、円高是正で国内へ生産を戻す企業が増えてきたが、も…

百貨店は栄光を取り戻せるか 三越・伊勢丹グループの大西戦略

私のようなシニア世代にとって、デパート・百貨店は、幼少期時代のハレの舞台、店だった。私は、東京・大田区の池上線沿線に住んでいたが、近所のお店といえば八百屋、肉屋、魚屋、米屋、駄菓子屋、牛乳店、文房具店、理髪店、雑貨店、小さな洋服店などだっ…

次世代の工作機・3Dプリンター 金型生産時代に変わる?

3D(スリーディー=三次元)プリンターという言葉が、今メーカーの間で注目されている。今年のアメリカ一般教書の中でオバマ大統領が「ものづくりに革命をもたらすツールになる」と述べたこともあって一層話題になった。 東京ビッグサイトで秋に開催された日…

~真夏の東京五輪を変えよう~

―最も良い季節を開催国が決めるべきだ― 10月10日は「体育の日」である。今は暦や連休確保のご都合主義で、10月10日にならず11日や12日になったりする。今年はなんと13日(月)だった。休みを増やす策とはいえ、日が変わってしまうとなんとなくうら寂しい。 …

~銀座を追う日本橋、丸の内~ ――銀座に危機感広がる?――

2020年の東京オリンピックをめがけて、都内、特に日本橋、銀座、丸の内(大手町)の三つの街の競争が激しくなってきた。これまで日本一のにぎわいと憧れの街は“銀座”と相場が決まっていた。しかし、いまやかつての江戸の中心街・日本橋が再び日本一を奪回し…

~2020年には5倍の売上目標~ ―オートキャンプ製品で独自の道開く―

―熱狂的ファンをもつスノーピーク― 今月も時代の流れをつかんで成長している中堅企業を紹介したい。地方の企業ながら海外の売上比率35%、2020年の連結売上目標を5倍から10倍にしたいという大目標を掲げているが、話を聞いていると決して絵空事ではないとい…

~気象情報で世界の中核会社へ~  ――ウェザーニューズ社を支えた理念――

――「海洋気象」からスタート―― 「船乗りの命を守りたい」「いざという時、人の役に立ちたい」――ウェザーニューズ社に今も脈々と受け継がれている創業者 故・石橋博良元社長の言葉であり、創業の精神である。 1970 年1 月31 日、1 万8,000 トンの貨物船「空光…

50年にわたり4800社を育成してきた会社 担保いらず、出資し上場も義務づけない

「中小企業投資育成株式会社(望月晴文社長)」という名前を聞いたことがおありだろうか。長ったらしい名前で何のひねりもなく、いかにもお役所関係と見える会社だ。実はその通りで通産省(現経済産業省)の肝入りで、1963(昭和38)年に設立された公的な出…

~成長するシルクロード経済圏~ ――新興国の人々の明るさ――

5月のG・Wをはさんで2回の海外旅行を行った。一つはシルクロードの中心地にあたり、成長めざましいウズベキスタン、もう一ヵ所が数年ぶりに訪れた北京だ。新興国は一年ごとに街の表情が変わるといわれるがウズベキスタンも中国も様変わりで、日本にはない…

ベンチャーと町工場を結ぶ科学者集団企業 ―博士と修士ばかりが集まるリバネス―

――小保方さんが提起した隠れた問題―― 小保方晴子さんのSTAP細胞問題で、はからずも明るみに出たことは、生物学な科学のことだけでなく“ポスドク”の深刻さだろう。ポスドクとは、ポスト・ドクターつまり博士号をとった後の生き方のことだ。博士号(ドクタ…

ナノテクノロジーの未来と成長 応用無限の21世紀技術の柱

ナノテクノロジー――これからの産業の主役のひとつだし、日本が得意とする技術でもある。しかしナノテクとは何か、何に使われているのか、などの実情は一般にはまだよく知られていない。 言葉だけが先行しているようにみえるナノテクの世界をみてみたい。 ――…

農業で勝てる――自由化のカベ乗り越えて 製造業も保護主義脱して強くなった

いま農業が追い風に乗っている。この機会に国をあげて風をつかみとり“農業大国・日本”の評判を築けるのか、逆にまた国内でモタモタしてチャンスを逃すのか――ここはひとつ腰を据えて“農業の日本”という新しいブランドを国際社会に名乗りあげたらどうだろうか…

西武再上場に向けて発進!? 今後の焦点は上場後の再成長計画へ

浮上してきた旧鉄道を母体とする西武ホールディングス(HD)と、沈んでしまった西武百貨店グループ。前者のオーナーだった堤義明氏は少数株主に転落、百貨店グループの総帥だった堤清二氏は昨年亡くなり、グループもほぼ解体。ともに堤家の手を離れたが、鉄…

大淘汰、M&A時代に入った中小零細企業 ~技術と企業、雇用の継承こそが日本の宝~

メディアに企業の合併、再編の報道がされるのは、いまや日常茶飯事となってきた。大手メディアに出るのは大企業、上場企業の場合がほとんどで、海外企業の動向までかなりフォローされている。 しかし、合併、再編、企業の買収(M&A)は、実は中小企業の分…

廃炉作業とは何か 小泉発言“原発ゼロ”の裏にオンカロ視察

東京電力福島第一原発の本格的廃炉作業が、11月から始まった。福島第一原発には1号機から6号機まであり、今のところ4号機までの廃炉が決まっているが、5号機、6号機も廃炉になる予定だ。今回の作業は4号機から始まった。 4号機は東日本大震災の時に定期検査…

原発問題の今後 開かれた検証、議論、国際化へ

最近また、原子力発電所を巡るニュースが目立って増えている。しかもその内容が多種多様なので国民がとまどうのではないか、と思ってしまう。政府や国会は、この辺で論議を整理して今後の原発問題を考える軸を国民に提起すべきではないか。 ――海に流れ出た汚…

大学発ベンチャーに注目を イノベーション成長戦略の宝庫?

安倍政権は、2020年の東京オリンピック招致にも成功し、今のところ順調に動いている。ただ、今後の日本を成長軌道に乗せられるかどうかは、これからが正念場だろう。 安倍政権の経済政策は“三本の矢”から成っている。第一は異次元の金融緩和方針で、これにつ…

激化しているサイバー空間の戦い ――アメリカ同時多発テロが契機に――

最近、サイバー戦争、サイバー攻撃といった言葉がメディアによく登場するようになった。6月7~8日にアメリカ・カリフォルニア州で行われた異例の米中首脳会議では「新しい大国の関係」を築くことで一致したものの、サイバー攻撃を巡る問題では激しい応酬があっ…

 Facebook

 嶌信彦メールマガジン

 嶌信彦メールマガジン

書籍情報
日本人の覚悟

日本人の覚悟―成熟経済を超える

(実業之日本社)
【著】嶌 信彦


日本の「世界商品」力

日本の『世界商品』力

(集英社新書)
【著】嶌 信彦

     
首脳外交

首脳外交-先進国サミットの裏面史

(文春新書)
【著】嶌 信彦


 
嶌信彦の一筆入魂

嶌信彦の一筆入魂

(財界研究所)
【著】嶌 信彦


ニュースキャスターたちの24時間

ニュースキャスターたちの24時間

(講談社)
【著】嶌 信彦
       

 日本ウズベキスタン協会