シルクロードを旅しよう! ――人混みとパソコンを離れ雄大な世界遺産へ――
当協会では、これまで第1回旅行にはじまり、夕鶴オペラ公演を実施した第2回、10周年に行ったウズベキスタンコースとキルギス・カザフスタン・ウズベキスタンコースの二本建て旅行(第3回)を行なっています。このほかにも旅行委員会が企画した小人数旅行なども入れると数回のシルクロード旅行を実施してきました。
――<初めての方にはウズベキスタンコース>――
今回は、中央アジアが初めての方々には、王道でもあるヒワ・ブハラ・サマルカンド・タシケントのコース(7泊8日)を用意し、2~3度目の方々にはウズベキスタンのウルゲンチからトルクメニスタンのダシュハウズ、アシガバード、マリィ、トルクメナバード、アムダリア川越えでブハラに入り、タシケント入りするというトルクメニスタン・ウズベキスタンコースを用意しています。
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ウズベキスタン内のシルクロードは、紀元前から東西を結ぶ唯一の交易路として栄え、東西文明の融合となっている地域です。紀元前にはアレキサンダー大王がサマルカンド、インド周辺まで遠征していますし、モンゴルのチンギスハーンもシルクロードからモスクワ方面まで出征しています。ウズベク人ではあのチムールがサマルカンドに覇権を誇りました。砂漠の中のオアシスがある所に中継の街をつくり、繁栄したのがシルクロードで西はローマ、東は中国の長安、そして日本にまでその文化・文明が伝えられてきました。
世界遺産は多数あり、青の都として知られるサマルカンドのモスクは壮麗で見る人を圧倒します。空の青さも有名でサマルカンドブルーと呼ばれています。ブハラ、ヒワの古城の望楼から砂漠方面を眺めると、地平線に沈む夕日の美しさに見ほれてしまいます。またタシケントは中央アジア一番の大都会で地下鉄の壮大さやバザールの大きさも圧巻で胡椒の種類の多さやメロン(スイカ)のおいしさにもびっくりします。ちなみにプーチン大統領が来日した時、デザートにメロンを出したら「ウズベキスタンのメロンはこれに勝る」と自慢したそうです。
――<2~3度目の方にはトルクメニスタン・ウズベクコース>――
トルクメニスタンコースは、これまでなかなか行けなかった所です。資源開発されてからリッチな国になり、シルクロード遺跡が世界遺産に数多く指定されています。昨年、日本にも大使館が設置されています。これまでは一般の人が足を踏み入れることが難しかっただけにトレベク・ハニム廟、テケッシュ廟、ニサ遺跡、パルティア王国の城壁、中国が欲しがった汗血馬の飼育場、メルブの古代都市遺跡、有名なアルク城、バザール見学などがあります。トルクメニスタンから数十㌔でイラン国境になり、ペルシャの影響も強いかと思います。
中央アジアは古代から文明のるつぼといわれ、100を越える民族が住むとされています。そのせいか美人が多いことでも有名で、とくに子供たちは非常にかわいいし人なつっこいのが印象的です。
両グループの旅行団は5月15日にタシケントで会い、大昼食会を開いて帰路につきます。この時は日本への留学生や現地の日本人、大使館員などとも交流を深めたいと考えています。私も参加するつもりです。
――出発日は5月7日と9日。現地で合同ランチ会――
出発日、行程、費用などは次の通りです。
・期間:5月7日(水)21時20分~5月16日(金)8時55分(成田発着)
・費用:32万9000円(9泊10日)
・行程:タシケント―ウルゲンチ(ヒワ)―アシガバード(2泊)―マリィ(2泊)―ブハラ―タシケント
<ウズベキスタンコース>
・期間:5月9日(金)10時25分~5月16日(金)8時55分(成田発着)
・費用:22万8000円(7泊8日)
・行程:タシケント―ウルゲンチ(ヒワ)―ブハラ―ヒワ―サマルカンド―タシケント
なお両コースとも現地の鉄道の旅(寝台車)と新幹線に乗る機会があります。
ぜひロマンと歴史・文化、異なる文明の旅を楽しみましょう。申込みの締切は3月中旬です。旅行にはロシア、中央アジア旅行を得意とするエムオーツーリストが催行します。
【お問い合わせ先】
株式会社エムオーツーリスト TEL:03-5733-5595/FAX:03-3436-2293 担当:濱
日本ウズベキスタン協会 TEL:03-3593-1400/FAX:03-3593-1406
E-mail:jp-uzbeku@nifty.com
次回、旅行説明会は3月3日(月)18:00~20:00 株式会社エムオーツーリスト本社大会議室にて。
東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センター15階
旅行説明会に関する詳細はこちらを参照ください。
※画像をクリックすると旅行パンフレットの詳細が見られます。PDF:2.19MB
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