安倍首相は「憲法解釈の基本的考えは何ら変わらない」「海外派兵、海外の戦争に参加することはない。外国を守るために日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなる」等々、集団的自衛権の閣議決定に関し、「これは平和国家を作る決断だ」と主張。基本が不変なら解釈変更もいらないだろう。
今後、集団的自衛権行使にあたり安倍政権は安全保障関連の法制を20本前後変更することを迫られる。その意味で集団的自衛権問題は秋の国会が本番となる。仮装敵国、日米の具体的協力行動、自衛権の範囲など今度こそ野党は理論的に与党と詰める準備をすべき。公明の役割も問われよう。
北朝鮮のミサイル発射にただ遺憾の意を表明するだけでいいのか。日朝協議を前に日本の出方、強さを試してきたに違いない。ここは日朝協議を担保にして強く出ないと、日朝協議でもなめられよう。
ノーベル賞物理学賞の江崎玲於奈博士と対談した。90歳に迫りなおカクシャクとし論理明快。若くして自分の人生シナリオを決め、ほぼその通りに実現してきた強固な意志、学究心にはただただ驚嘆。鉄道模型の趣味をもち人間的にはカワイイ人だった。