時代を読む

ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

舞鶴へ引揚げた方やご家族へ

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 先日舞鶴に行ってきた。

 舞鶴は戦後捕虜となった方々がシベリア中央アジアから帰国された受入港として有名な街である。戦後引揚げ受け入れの港は約10港あったが、ほとんどは2-3年で閉鎖し、舞鶴だけが13年間にわたり引揚げの方々を受け入れてきたことで、引揚者の聖地と呼ばれている。歴史好きな方には、東郷平八郎がすごした街としても良く知られた街だ。

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引揚げ桟橋にて平和の鐘を鳴らす。この桟橋は以下の「岸壁の母」の舞台。1994年に復元された。

 

 岸壁でシベリア抑留された息子さんの帰りを待つ母の姿を描いた大ヒット曲「岸壁の母」の舞台となっている街でもある。

 
 五老ケ岳に登ると舞鶴港の風光明媚な風景が拡がり、今なお年間10万人の方が訪れている。舞鶴港が受け入れてきた引揚者は66万人超といわれ、その当時からほぼ変わらぬこの風景に涙した人も多い。

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  昨年秋、舞鶴市が申請していた「舞鶴への生還―1945~1956シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録―」がユネスコの世界記録遺産に登録されたことを記憶されている方も多いだろう。

 舞鶴市はこういった歴史の記録が縁でウズベキスタンと熱心に交流しており、2020年の東京オリンピックのホストタウンに立候補している。

 今週土曜日に私が会長を務める日本ウズベキスタン協会では舞鶴市から木村学副市長と舞鶴引揚記念館の山下美晴館長をお招きし、私が司会を務め戦後の秘話をお聞きするトークイベントを開催します。

 ぜひ、舞鶴へ引揚げた方やそのご家族、またご興味をお持ちの方など多くの方に貴重なお話を聞いて頂きたいと思っています。

 

日 時:6月25日(土)午後2時より(開場13時30分)
    ウズベキスタン協会総会後の開催となります。
場 所:東京日比谷日本プレスセンター9階宴会場(千代田区内幸町2―2―1)
会 費:1,000円(当日受付にてお支払いください)
ゲスト:舞鶴市副市長 木村学様、舞鶴引揚記念館館長 山下美晴様 等
司 会:嶌信彦(日本ウズベキスタン協会会長)

※申込み方法
 メールまたはFAXにて日本ウズベキスタン協会まで以下を記載の上送付ください。

 ・宛先:jp-uzbeku@nifty.com(FAXは03-3593-1406)
 ・件名:「総会」の参加について←会員以外
 ・本文:参加者氏名(複数名ご参加の場合は代表者の氏名のみをお願いします)
     参加人数
     緊急連絡先(複数名ご参加の場合は代表者連絡先のみをお願いします)

 多くの方のご参加をお待ちしています。

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