国際交流基金主催の文化ミッションで訪問したナボイ劇場でのDRUM TAOの公演の模様がNHKニュースにて報じられました
スタッフです。2日から6日まで嶌は国際交流基金主催の「中央アジア交流文化ミッション」に参加いたしました。ウズベキスタン タシケントのナボイ劇場で行なわれたDRUM TAOの皆さんによる公演の様子がNHK動画ニュースで報じされておりましたのでご紹介いたします。
なお、会場となったナボイ劇場は満州からシベリア抑留された日本の工兵が当時ソ連領だったウズベキスタンにて現地のウズベク人と協力して建てたソ連の4大オペラ劇場です。建設中から日本人の勤勉な仕事ぶりは評価されておりましたが、1966年にウズベキスタンが大地震に襲われた際にも凛としてこの劇場は建ち続けていました。
そのことから改めて日本人の素晴しさが中央アジア全体に広がり、91年のソ連から独立の際には日本に国づくりのモデルを求め多くの留学生が日本を訪れ、帰国後要職につき活躍されています。
この様子は、嶌が昨年9月末に「日本兵捕虜はシルクロードにオペラハウスを建てた」(角川書店)として上梓しており、産経新聞、読売新聞等の全国紙や地方紙、雑誌、ウェブなどでも紹介され話題となりました。今後中央アジアはますます発展する地域でもあり、政府も一目置いている地域です。まだお読みになっていない方は戦後71年を迎えるこの夏にぜひ一読頂けると幸いです。
なお、NHKの動画をツイッターに埋め込まれていた方がいらっしゃいましたので、合わせてご紹介します。
ウズベキスタンの首都タシケント(ナボイ劇場)で和太鼓の公演
— Quest (@JP_Quest) 2016年8月6日
国際交流基金が主催して行われたもので、第2次世界大戦後、旧ソビエトによって抑留された日本人が建設したナボイ劇場には、700人余りが集まりました。昭恵夫人も参加。 pic.twitter.com/QiL0OpDTZF