1月20日(土)14時からプレスセンターで日本ウズベキスタン協会新年会を開催 ~ゲストにアラル海を舞台とした冒険エンタメ小説の新鋭作家 宮内悠介氏をお迎え~
早いもので今年も残りわずかとなりました。皆様良い年を迎えられますよう祈念しております。
さて、私が会長を務める日本ウズベキスタン協会の恒例の新年会を年明け1月20日(土)14時から開催する予定です。
今回の新年会には特別ゲストとして中央アジアを舞台として小説を描かれた宮内悠介さん(38)をお迎えしてお話を伺います。最新作の「あとは野となれ大和撫子」(角川書店)はアラル海、ウズベキスタンなどを舞台に日本人女性ナツキらが活躍する冒険エンターテインメントの長編で2017年の直木賞の候補作品にもなりました。また正月を飾るグリスタンの皆さんによるウズベクダンスも行いますので、一緒に踊りましょう。
―これまでに数々の賞を受賞―
宮内さんは、これまでに吉川栄治文学新人賞、三島由紀夫賞、日本SF大賞などを受賞している注目の新進気鋭の作家です。純文学やSFジャンルを横断的に執筆しており、囲碁の小説「盤上の夜」にて単行本デビューし、第1回創元SF短編賞で選考委員特別賞(山田正紀賞)を受賞されています。また、史上初めて芥川賞、直木賞、三島賞、山本賞全ての候補作に挙がっています。
―放浪の後作家に―
1992年までニューヨークに在住し、早稲田大学卒業後はインド、アフガニスタンなどを放浪した後、一時プログラマーの職に。その一方で同人誌に作品を書き続け、2012年に「盤上の夜」にて単行本デビューをしています。経歴からもわかるように異色の新人人気作家です。
最新作の「あとは野となれ大和撫子」は、20世紀最大の環境破壊と呼ばれる干上がったアラル海の砂漠の土地に出来た国家「アラルスタン」の後宮の女性たちが暗殺された大統領の後をうけて政権を握っていきます。その中心に後宮で育った明るい20歳のナツキが活躍する冒険エンタメです。男達が逃げ出した後、ナツキたちが内外の圧力に抗いながらどう国づくりを進めていったのか――詳しくは、どうかお買い求めてお読み下さい。
新年会当日は、宮内さんによるサイン会を予定しています。今度の新年会は本ウズベキスタン協会を設立してから20年目にあたります。20周年目の記念をどんな年にするか。会場で大いに語り合って下さい。
多分、例年のように在日ウズベク大使館からプロフやサムサなどの差し入れもあるようです。プログラム終了後はウズベクや中央アジアの人々とのおしゃべりと料理をお楽しみください。
画像:以前大使館よりご提供いただいたウズベク料理、プロフやサムサ
[日 時]2018年1月20日(土)14:00~16:00
[会 場]日本プレスセンタービル 10 階(千代田区内幸町 2 ― 2 ― 1)
都営三田線 内幸町駅 A7
※駐車場はありません。
[会 費]一般5,000円、会員及び同伴者3,000円、学生2,000円、留学生・外国人の方1,000円
※1 会員の方は,事前に送付します会報同封の郵便振替用紙にて入金下さい
※2 一般の方は会員と同伴の場合に限り,会員価格です
※3 会員以外の方は,当日受付にて現金にて会費をお支払い下さい
※4 中学生以下の方は無料です
※5 立食パーティー
電話(03-3593-1400)、ファックス(03-3593-1406)、
メール(jp-uzbeku@nifty.com)(注)満席になり次第受付終了