昨日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』 ゲスト:元旋盤工で作家の小関智弘様 二夜目 音源掲載
スタッフからのお知らせです。
昨日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)は、ゲストに大田区の町工場で長年旋盤工を務められながら、作家も続けられてきた小関智弘様をお迎えした二夜目の音源が番組サイトに掲載されました。
日本のものづくりを支える東京都大田区内の町工場で長年旋盤工として働きながら自らの労働体験に根差したノンフィクションや、同人誌に小説を執筆してきた人生観などをお伺いいたしました。来週水曜正午まで期間限定で番組サイトにて公開中です。
前回の機械やコンピュータがいくら進歩しても出来ない職人技。材料を見て、旋回させ、適切な位置にブレ止めをかけてからやらないと出来ない、長い経験と多くの失敗の積み重ねがあって初めてできる旋盤工の職人技についてお伺いした放送音源は番組サイトにて今週水曜正午までの期間限定でお聞きいただけます。
小関様が上梓された書籍の一部をご紹介いたします。
今回の放送で小関様より日本のモノづくりに関して以下のように話されておりました。
「中小企業の方々は儲けることより、いい仕事をしたいと思っておられる方が多く、そういった方々がいる限りは日本のモノづくりは大丈夫だと思う。大企業はかなりの部分で下請けに依存していてどっこいいい仕事をしているので欠かせない存在だ。そういう人たちをみるとまだまだ(日本のモノづくりは)大丈夫。」
小関様の書籍には生き生きと働かれている方々や工場の息遣いが聞こえてくるような画像が掲載されておりますので、ぜひ一読いただけると幸いです。
画像は「どっこい大田の工匠たち」27ページの岩井仁さんの章より
嶌が先日記した、中小企業に関するコラムもあわせて掲載いたします。ご興味をお持ちの方は合わせて参照下さい。
次回はTBS「クレイジージャーニー」やウルトラマンや特撮好きとしてもよく知られている、東京大学総合研究博物館教授の遠藤秀紀様をお迎えする予定です。