時代を読む

ジャーナリスト嶌信彦のコラムやお知らせを掲載しています。皆様よろしくお願いいたします。

昨日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』 ゲスト:恐竜博士で国立科学博物館標本資料センター センター長の真鍋真氏一夜目

f:id:Nobuhiko_Shima:20200731180434j:plain

昨日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)国立科学博物館標本資料センター センター長の真鍋真氏をゲストにお迎えした一夜目をお届けしました。

われわれの想像力を刺激してやまない恐竜の魅力や日本が世界的に恐竜人気が高いことや、ここ数年目覚ましい発展を遂げている恐竜研究の舞台裏などお伺いしました。音源は、radikoにて日曜までお聞きいただけます。

次回も引き続き真鍋氏をお迎えし、東京生まれの東京育ちの真鍋氏が恐竜に興味を持つようになった理由や、大部分の恐竜が絶滅しなかったら、私たち哺乳類の出番はなかったと仰る恐竜の魅力についてお伺いする予定です。

真鍋氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたします。

7/28に日テレNEWS24「the SOCIAL」に出演された動画で真鍋氏が現在取り組まれている自宅で楽しめる学びに関してお話されておりコロナ時代のヒントがありましたので合わせてご紹介いたします。

合わせて国立科学博物館の3名の講師が登場されるオンライン講座が8月9日から3週に渡って開催されるようです。

なぜいま経済とコロナの両立なのか ~経済再生担当大臣がコロナ対策を発信する不思議~

f:id:Nobuhiko_Shima:20200731182744j:plain

 コロナ対策で政府の顔となってきた西村康稔・経済再生担当大臣が、「Go To トラベルキャンペーン」で立ち往生気味だ。経済活動再開の切り札として推進するつもりだったが、この1~2週間で感染者が急増し、医療関係者や地方の知事から「地方に感染を振り撒くことにならないか」と時期ややり方に再考を求める声が強まっているからだ。地方から一斉に政府の方針に批判が出るのは珍しいことだ。

 西村経済再生担当相(57)は、衆院当選6期で安倍首相の覚えもよく最近は次世代の総理候補とも目されている。特にコロナ問題で連日テレビに出て状況説明や対策を述べているため、一躍カオが売れコロナ問題に関する政府の主役といった様相だ。灘高、東大法学部、メリーランド大大学院、通産省と絵にかいたようなエリートコースを歩み、イケメンでダンディだから目立って当然の成り行きだった。

 ところが新型コロナウイルス感染が再拡大し始めている中で、コロナ対策と同時に経済活動も活性化させる方針を実施すると宣言しているため、地方への感染拡大につながるのではないかと懸念が上がってきたのだ。特に東京都内の新規感染者が9日から4日連続200人を超え、17日には293人となった。このため「なぜ今Go Toなのか」という声が高まっている。

■キャンペーンの思惑
 Go To トラベルキャンペーンを利用すると国内旅行代金の35%を国が補助するほか、9月以降は土産物店や交通機関などで使用できる15%のクーポン券を配布し使用回数の制限もない。都道府県をまたぐ移動自粛要請は6月19日に解除されており、事業開始を8月上旬から7月22日に前倒した。政府としてはコロナの影響で落ち込んだ経済を「Go To キャンペーン」でV字回復させたい思惑があるのだろう。

 こうした方針について小池百合子都知事は「現在の感染状況を考えると都民が都外に不要不急の外出をすることは控えて頂きたい」と述べ、政府に実施時期と方法について改めて再考して欲しいと注文をつけた。大阪府の吉村洋文知事も「今この状況で全国に広げて、いきなり全国から開始するということについては反対だ。感染症の状況をみながらエリアを広げていけばよい」と言い、吉村美栄子山形県知事、山口祥義佐賀県知事、宮下宗一郎・青森県むつ市長らも「この時期のスタートはいかがなものか」「各府県の状況が違う中で国が一律にやるのは無茶じゃないか」「リスクの高いところから人が来れば、今まで我慢してきたことが水泡に帰す。天災だといっていたことが人災だ。ということになってしまう」などと警告している。

 最近は年配者だけでなく子供や若者、中年層にも感染者が広がっている。また街の声を聞いても若い人までもが「今旅行に行く気分になれない。これだけコロナ感染者が増えてくると毎日が不安だ」「今は電車に乗る気分になれない。特に満員電車は怖い気がする」といった感想をもらしている。こうした声を聞いたのか、西村経済再生担当相は「専門家の意見を聞いて国土交通省に判断してもらう」とゲタを国交省に預けてしまった。これを受けて直ちに赤羽一嘉国交相は「Go To トラベルキャンペーンから東京を除外する」と決断し、東京都発着と東京在住者は補助の対象から除外することを発表した。真っ当な判断だと思うし、東京を除外したらGo To キャンペーンの意味や思惑は経済を活性化させるという西村経済再生担当相の意図とは違ったものになろう。

■経済再生担当相の「なぜ」
 私は以前から、なぜコロナ対策を経済再生担当相が担当し、毎日テレビに出てきて喋るのか、疑問に思っていた。コロナは世界中が不安に思っているウイルス問題なのだ。もし国民に向かって発信するなら厚生大臣か首相ではないのか。経済再生担当相が中心になって出てきているところに、国としてコロナ対策を軽視しているか、まともに取組もうとしていない姿勢が透けてみえてきてしまう。始めからコロナ対策より経済活動活性化に重きを置いていたということなのだろう。

 西村経済再生担当相も感染者が増えている中で、経済重視を発信する意図をきちんと国民に説明すべきだろう。現状に対する不安から業界団体の強い要望により政府は経済活性化に力を入れているが、多くの国民は当面の経済より命を重視しているのだ。
TSR情報 2020年7月22日】


【参考情報】
・上場企業「新型コロナウイルス影響」調査(東京商工リサーチ
  新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、業績を下方修正した上場企業が7月28日までに1,000社に達した。上場企業3,789社の26.3%で、4社に1社が新型コロナで業績を下方修正した。
 業績の下方修正分の合計は、売上高が7兆6,628億円、最終利益が4兆2,853億円に達した。
 また、下方修正した1,000社のうち、286社が赤字を計上した。
 詳細は以下URLをご確認下さい。 


画像:内閣府ホームページより

日曜(8月2日) TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』 ゲスト:恐竜博士で国立科学博物館標本資料センター センター長の真鍋真氏

f:id:Nobuhiko_Shima:20200731180434j:plain

日曜(8月2日)のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)国立科学博物館標本資料センター センター長の真鍋真氏をゲストにお迎えいたします。

われわれの想像力を刺激してやまない恐竜の魅力や日本が世界的に恐竜人気が高いことや、ここ数年目覚ましい発展を遂げている恐竜研究の舞台裏などお伺いします。

真鍋氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたします。

昨日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』 ゲスト:歌舞伎俳優の四代目・市川左團次氏 三夜目音源掲載

f:id:Nobuhiko_Shima:20200710162224j:plain

本日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)は歌舞伎俳優の四代目・市川左團次氏をお迎えする三夜目をお届けします。

60代になってからテレビの時代劇に出演するようになった時のエピソードやユニークな収集コレクション、過去に列座した襲名披露口上などについてお伺いしました。サービス精神あふれる坂東三津五郎氏への口上の話題も。音源がradikoに掲載され日曜までお聞きいただけます。

前回は大名題の叔父や先輩方、名題下さんなど、歌舞伎界全体に育てられたと仰る左團次さんに舞台にまつわるエピソードを伺いました。

一夜目は三代目市川左團次氏の家とは違う家に生まれた左團次氏が、小さいころから歌舞伎の世界で活躍されるようになられた経緯についてお伺いしました。

左團次氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたします。

合わせて、出演作の配信、放送情報です。
松芝電機社長・松平芝之助役として出演された「課長バカ一代」が6月28日より、毎週日曜19時からBS12にて放送中です。

TOKYO MX(東京ローカル)でも7月15日(水)19:58~20:27 から「課長バカ一代 第1話」の再放送が開始しています。

次回は、恐竜博士で国立科学博物館・標本資料センターコレクションディレクターの真鍋真氏をお迎えする予定です。

本日 21:30 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』 ゲスト:歌舞伎俳優の四代目・市川左團次氏 三夜目

f:id:Nobuhiko_Shima:20200710162224j:plain

本日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)は歌舞伎俳優の四代目・市川左團次氏をお迎えする三夜目をお届けします。

60代になってからテレビの時代劇に出演するようになった時のエピソードやユニークな収集コレクション、過去に列座した襲名披露口上などについて伺う予定です。

前回は大名題の叔父や先輩方、名題下さんなど、歌舞伎界全体に育てられたと仰る左團次さんに舞台にまつわるエピソードを伺いました。音源がradikoに掲載され本日までお聞きいただけます。

一夜目は三代目市川左團次氏の家とは違う家に生まれた左團次氏が、小さいころから歌舞伎の世界で活躍されるようになられた経緯についてお伺いしました。

左團次氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたします。

合わせて、出演作の配信、放送情報です。
松芝電機社長・松平芝之助役として出演された「課長バカ一代」が6月28日より、毎週日曜19時からBS12にて放送中です。

TOKYO MX(東京ローカル)でも7月15日(水)19:58~20:27 から「課長バカ一代 第1話」の再放送が開始しています。

検察庁法改正案は撤回を

f:id:Nobuhiko_Shima:20200721133148j:plain

 定年延長をした上で検事総長に抜擢しようとしていた黒川弘務東京高検検事長が、緊急事態宣言中の5月に新聞記者らと賭け麻雀をしていたことが判明し、一転して辞任することになった。黒川検事長の定年延長は安倍首相ら官邸の意向で推進していた問題だけに安倍首相の出処進退まで問われることに発展しそうだ。

 黒川検事長法務省勤務が長く、1983年検事任官。地方検察庁勤務などを経て、法務省に移り2011年から約7年半にわたり法務省の官房長、法務事務次官を務めてきた人物で捜査畑より主に法務官僚畑を歩いてきたいわゆる"赤れんが派"の能吏とみられてきた。20年2月に63歳で定年退官する予定だったが、そのためか政府は定年を8月まで半年間延長する閣議決定をした。検察官の定年延長は前例がなく「官邸に近い黒川氏を検事総長に据えるための布石ではないか」とみられていた。

 検察官は国家公務員ではあるが、権力犯罪をにらむ役割を期待されており、かつてロッキード事件田中角栄元首相を逮捕したことがあったように権力と一線を画し独立した機関として独特の存在感をもつ役所でもあった。ところが、安倍内閣の肝入りで定年延長を可能にする動きがあるなど権力に理解を示す検事総長の実現を目指しているのではないかと検事OBの間からも批判が出ていた。特に松尾邦弘検事総長らに続き、熊崎勝彦元特捜部長ら特捜OB38人が連名で反対の意見書まで出した。

 私は10年前に大阪地検が厚生省の村木厚子社会・援護局障害保健福祉部企画課長を5ヵ月も勾留しウソの調書を作り大阪高検検事ら3人が罷免された際、検察の在り方を反省する「検察の在り方検討会議」の委員になったことがある。この検討会議の時、法務省の事務方トップとして会議運営にあたっていたのが当時の黒川氏だった。かつては特捜検事として名をあげていたが、その時の印象は特捜部の鬼検事というよりは、むしろ人当たりの良い法務官僚で事務能力などに長けた人物だな、という印象をもった記憶がある。

 今回の意見書で歴代検事総長や特捜部長らは、「内閣の判断で検事総長の定年延長を決めることになれば検察の独立性・政治的中立確保のバランスを大きく変動させかねず、検察権の行使に政治的な影響が及ぶ。検察幹部の定年延長の必要性が明らかになった例は今までに一度もない」と指摘し、改正すれば将来に禍根を残しかねないと懸念していた。

 安倍首相は検察OBと世間の反発を受け検察庁法改正を今回は見送るとしているが、見送りではなく撤回するべきであろう。
【財界 2020年6月24日号 第520回】

■参考情報
・東京高検の黒川弘務前検事長(63)が新聞記者らと賭けマージャンをした問題で、東京地検は7月10日、常習賭博などの疑いで刑事告発された黒川前検事長産経新聞社の記者2人と朝日新聞社の社員の計4人について不起訴処分となりました。(7/10 日経新聞) 


・東京高検の堺徹検事長「検察の基盤は信頼」就任会見で(7/20 日経新聞
 17日付で就任した堺徹東京高検検事長(62)が20日記者会見し、黒川弘務・元東京高検検事長による賭けマージャン問題について「国民の信頼を揺るがす事態。いま一度、検察が国民の信頼に支えられていることを深く認識し、公正誠実に職務に取り組まないといけない」と話した。


・冤罪を防ぐための「検察憲章」私案(2011年06月20日 公開 PHP嶌信彦 

https://shuchi.php.co.jp/article/264

画像:東京地検サイトより

昨日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』 ゲスト:歌舞伎俳優の四代目・市川左團次氏 二夜目音源掲載

f:id:Nobuhiko_Shima:20200710162224j:plain

昨日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)は歌舞伎俳優の四代目・市川左團次氏をお迎えする二夜目をお届けしました。

名題の叔父や先輩方、名題下さんなど、歌舞伎界全体に育てられたと仰る左團次さんに舞台にまつわるエピソードを伺いました。音源がradikoに掲載され日曜までお聞きいただけます。

次週も引き続き左團次氏をお迎えし、60代になってからテレビの時代劇に出演するようになった時のエピソードやユニークな収集コレクション、過去に列座した襲名披露口上などについて伺う予定です。

一夜目は三代目市川左團次氏の家とは違う家に生まれた左團次氏が、小さいころから歌舞伎の世界で活躍されるようになられた経緯についてお伺いしました。

左團次氏が上梓された書籍の一部をご紹介いたします。

合わせて、出演作の配信、放送情報です。
左團次氏が吉原一の通人といわれる「ご隠居」役で特別出演された「さくらん」が7月23日(木) 23:59までGYAOにて配信中です。 

松芝電機社長・松平芝之助役として出演された「課長バカ一代」が6月28日より、毎週日曜19時からBS12にて放送中です。

TOKYO MX(東京ローカル)でも7月15日(水)19:58~20:27 から「課長バカ一代 第1話」の再放送が開始しています。

 Facebook

 嶌信彦メールマガジン

 嶌信彦メールマガジン

書籍情報
日本人の覚悟

日本人の覚悟―成熟経済を超える

(実業之日本社)
【著】嶌 信彦


日本の「世界商品」力

日本の『世界商品』力

(集英社新書)
【著】嶌 信彦

     
首脳外交

首脳外交-先進国サミットの裏面史

(文春新書)
【著】嶌 信彦


 
嶌信彦の一筆入魂

嶌信彦の一筆入魂

(財界研究所)
【著】嶌 信彦


ニュースキャスターたちの24時間

ニュースキャスターたちの24時間

(講談社)
【著】嶌 信彦
       

 日本ウズベキスタン協会