本日のトークファイルの内容
スタッフです。
本日の「森本毅郎・スタンバイ」のトークファイルの音源が掲載されました。要約は以下の通りです。
テーマ:動脈、静脈どっちも大事!企業研修で地域再生
最近企業の人に会うと、動脈型人間、静脈型人間という言葉を使う人が多い。
動脈は心臓から全身に酸素や栄養を送り、道路や企業を表わす言葉としてよく大動脈という事も言われる。一方で静脈は不要な二酸化炭素を回収、老廃物を取り除く役割を担う。生産型企業は動脈産業と呼ばれる。日本は動脈産業が重要だというような雰囲気で語られている。
最近企業を見ていると、仕事を生み出す成果ばかりを重要視するとストレスがドンドンたまり、息抜きが出来ない為静脈型が重要視されてきた。バランスのよい働き方により、社員を活性化させ、ストレスを解消するようなことが企業研修に取り入れられ始めている。日常業務から離れ、汗をかき、体を動かすことをしている。
広告会社の博報堂では3年ほど前から山梨県北杜市にてNPOの協力の下、休耕田を耕しお米の刈り取りを行なっている。収穫したお米を「はくほう米」と呼び社員食堂で出したり、顧客訪問の際に持参し喜ばれている。休耕田はミネラルも豊富で、できたお米はおいしいようだ。
これまで500人位が参加。さまざまな部署の人が参加しているため、横のつながりも生まれている。
三菱地所では同様にNPOを共同で純米酒を作り、丸の内界隈のお店でも提供しているようなバランスを取るような取り組みを行なっている。
都会の人を呼び、農村の再生にも一役買っており、小さいがこういうことを積み重ねていくことは非常に良いことである。企業研修もさまざまな人と縦横でつき合うのが流行っている。非常に面白い動きだと思い紹介した。少しづつでも農村が活性化していくことは大きいと語っております。