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昨日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』 ゲスト:早稲田大学教授で国語学者 笹原宏之氏 二夜目音源掲載

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スタッフからのお知らせです。

昨日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)早稲田大学教授で国語学者 笹原宏之氏をお迎した二夜目の音源がradikoに掲載されました。

山口百恵さんのヒット曲「秋桜(コスモス)」を聞いて許せなかった理由。「当て字」に関する30年来の研究成果や、漢字研究を行う際の意外な活動について伺いました。

今回の放送でも興味深いお話を頂きました。話題に上っていた漢字をいくつかご紹介します。
■電車が「こむ」という漢字表記
 正しくは「込む」だが、多くの人が「混む」という漢字を使用するようになり現在は両方認められている。 

■珍しい地名
 宮城県閖上(ゆりあげ) 

 福島県の橲原(じさはら)

ニュージーランドの略字(漢字)

 ある時新聞でニュージーランドの漢字を公募していた。選ばれたのは「乳」だったが、国からストップがかかり現在は「新」に


前回は中国からきた「漢字」は日本独自のものに変化し、現在も文字が増え続け多様性が増しています。「JIS漢字」「人名用漢字」「常用漢字」の制定に携わってこられた笹原教授に、身近な苗字の話題から古来の漢字まで、意外と知らない漢字の世界。漢字を使いたくなる“日本的な感性”などにつきお伺いしました。

前回の放送で話題に上がっていた漢字についていくつかご紹介します。

■小人(しょうにん)
意味:子供。入場料・運賃などで小学生以下のものをいう。大人(だいにん) →中人(ちゅうにん)<出典:デジタル大辞泉(小学館)>

■略語
 門や、慶應大学の略語などわかりやすい情報がNAVERまとめにありましたので以下リンクを参照ください。 
 嶌が学生時代には慶應の慶の字の画数が多いことから慶の字をまだれにKの字と応として書いていた方が多かったようです。

梶井基次郎氏の「檸檬」タイトルが手書きの原稿にて檬という字に相違
 実践女子大学所蔵で昨年公開されたイベント案内よりイベントチラシより(該当箇所を赤で囲む。よく見ると檸の字が消され薄っすらと見える

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余談ですが、笹原氏は報道特集など嶌が出ている番組をよく見て下さっていたようで、非常に温かいお言葉を頂戴しました。

 

 笹原氏が上梓された書籍の一部と直近のニュース、嶌が記したコラムを参考までご紹介いたします。


次回は、在宅ホスピス医で「ふじ内科クリニック院長」の内藤いづみ氏をお迎えする予定です。

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嶌信彦の一筆入魂

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