【26日開催】今年のセンター試験・地理Bで出題されたウズベキスタンを知ろう 20周年記念ウズベキスタン協会新年会開催のご案内
スタッフからのお知らせです。この週末センター試験が行なわれました。初日の地理Bの問題・第5問にウクライナとウズベキスタンに関する問題が出題され話題となっていました。
普段ウズベキスタンを身近に感じている私でも解くのに時間を要する設問でした・・・
受験シーズンが真っ只中ですが、風邪やインフルエンザが流行っているようですので受験生の皆さん気をつけてお過ごし下さい。
■青いイメージのウズベキスタン
さて、旅行好きや世界遺産好きな方々にはよく知られているウズベキスタンですが、まだまだ多くの方にとってはウズベキスタンは未知の国だと思われます。なんとなく「青い」という漠然とした印象をお持ちの方が多いとおもいますが、よりウズベキスタンに触れられるイベントが今週土曜日(26日)に開催されます。それは、日本ウズベキスタン協会の新年会です。日本ウズベキスタン協会は昨年20周年を迎え、嶌が会長を務めています。
■中央アジア古代史の第一人者である前田耕作先生をお迎えした講演も
今回、20年経過の記念すべき新年会としてゲストに中央アジア古代史の第一人者である前田耕作先生をお招きして「シルクロードと玄奘三蔵」と題して華やかな世界の中心となっていた時代の中央アジアの歴史を30分程度、語っていただくことになりました。
その後、前田先生と嶌が現代の中央アジアの存在意義と将来、日本との関係について対談(15分程度)をする予定です。
先日のサッカーの対ウズベキスタン戦のハーフタイム中継でウズベクダンスを披露されたグリスタンの皆さんの華やかなダンスを間近で体感いただけます。
また、駒崎万集さんのドゥタール演奏やグリスタンの皆さんのウズベクダンスと大使館からの差し入れが予定されているウズベク料理で日本にいながらウズベキスタンの雰囲気を味わって頂けると幸いです。
[日 時]2019年1月26日(土)13:30~16:30 13:00受付開始
[会 場]日本プレスセンタービル 10 階(千代田区内幸町 2 ― 2 ― 1)
都営三田線 内幸町駅 A7
※駐車場はありません。
[会 費]一般5,000円、会員及び同伴者3,000円、高・大学生・ウズベキスタン出身の社会人2,000円、留学生の方1,000円
※1 会員の方は,事前に送付します会報同封の郵便振替用紙にて入金下さい
※2 一般の方は会員と同伴の場合に限り,会員価格です
※3 会員以外の方は,当日受付にて現金にて会費をお支払い下さい
※4 中学生以下の方は無料です
※5 立食パーティー
電話(03-3593-1400)、ファックス(03-3593-1406)、
メール(jp-uzbeku@nifty.com)(注)満席になり次第受付終了。現在まだ残席あり。24日正午までにお申込み下さい。
【2月3日】シルクロード国際学術研究集会「文献史料と遺物がつなぐ過去・現在・未来」開催のお知らせ
スタッフからのお知らせです。
嶌が会長を務める日本ウズベキスタン協会後援の名古屋市とウズベキスタン・タシケント市との交流の進展を視野とした研究発表会「文献史料と遺物がつなぐ過去・現在・未来」が2月3日に開催される運びとなりましたのでご案内いたします。
申込み不要、会費無料となっておりますので、中部地区の方でシルクロードにご興味をお持ちの方はぜひ足を運んで頂けると幸いです。
日時:2019年2月3日(日) 10:30~16:20
場所:名古屋大学 東山キャンパス 国際棟2階CALEフォーラム(以下画像赤い囲みの場所です)
名古屋市千種区不老町(地下鉄名城線名古屋大学駅下車すぐ)
プログラム
■第一部 ウズベキスタンの諸相
10:30 開会挨拶
10:45-11:15 紹介「ウズベキスタン―日本人にとって最も魅力ある観光地」グルヤモフ・イザット/駐日ウズベキスタン共和国大使館
11:15-12:00 招待講演「ロシア国立歴史文書館の史料にみるロシアと中央アジアの関係史」ジミン・イゴリ/サンクトペテルブルグ第一医科大学
■第二部 ソグディアナの周辺―遺跡・文献史料と宗教―
13:30 -14:15「井上靖とソグディアナ」宮崎千穂/名古屋大学
14:15-15:00 特別講演「シルクロードの諸宗教 -ゾロアスター教・マニ教・イスラーム-」青木健/静岡文化芸術大学
15:00-15:15 休憩
15:15-16:00 招待講演「あるオスワリ(納骨容器)の歴史とそのソグド芸術への影響」
ウルマソフ・アクマルジョン/ウズベキスタン共和国科学アカデミー芸術学研究所
16:00-16:20 Q&A
16:20 閉会挨拶
使用言語:日本語 ※ロシア語通訳あり
主催:シルクロード学術研究会
後援:名古屋大学、名古屋市、駐日ウズベキスタン共和国大使館、公益財団法人名古屋国際センター、特定非営利活動法人日本ウズベキスタン協会
問い合わせ先:silkroadgakujyutsu@gmail.com
大国インドを忘れてないか
大国・インドの存在感がこのところ国際社会でじわじわと高まってきている。大きなきっかけは、中国が大経済圏構想”一帯一路”を着々と進め、海のシルクロードと呼ぶ西アフリカから東南アジアに至る海路にも地歩を固めつつあるからだろう。インド洋を”わが海”と考えていたインドからすればじっと黙視しているわけにはいかずインド外交を活発化させてきたのだ。
中国は海のシルクロードを構想、強化するため、インド周辺のバングラデシュ、パキスタンなどに港湾整備の経済協力を進め租借権を結んできた。またネパールに親中政権が発足、さらにインド洋でもスリランカ、モルディブ、アラビア半島とアフリカに挟まれた紅海の出口に位置するジブチなどに触手を伸ばしシーレーンの強化に努めている。
こうした中国のインド洋進出の進行や覇権掌握の動きに危機感を持ったインドが本格的に動き出してきたのだ。9月に行なわれたインド洋要衝の島・人口43万人のモルディブの大統領選挙では親中国派だった与党・進歩党の現職を親インド・欧米派候補が破り、圧勝で巻き返しに成功した。
また11月末の20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ日本とアメリカはインドと3カ国首脳会議を開き、アメリカはインド太平洋地域へ今後600億ドルの経済支援を行なうことを約束した。さらに今後インドとアメリカは外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を行ない米・印間の安全保障分野での協力強化を約束する共同声明を発表。また日本も安倍首相とモディ首相との間で、アメリカ、豪州を含めた”自由で開かれたインド太平洋”の実現を目指す関係強化で一致した。
しかしインドは、中国やロシアとの関係にも配慮しており、今春以降中国と3回の首脳会談を行なっているし、ロシアから最新鋭の防空ミサイルを購入する方針だ。実はインドは1947年の独立以来、独自の外交路線を続けてきた。60年代までは非同盟路線を歩み、その後中国と国境やチベット問題などで中印紛争が起きると旧ソ連と手を結んだが、ソ連がアフガニスタンに侵攻すると、距離をおいていた。冷戦崩壊後は自主独立外交路線を模索。中国との関係も改善してきた。
米中は「太平洋」を巡り争っていたが最近は中国のインド洋への進出に警戒し、日米とともに「インド太平洋問題」としてウイングを広げている。中国は高齢化が進行しているが、インドは労働人口の平均はまだ20歳台でまもなく中国を抜いて人口で世界一になる。身分制度は残っているものの、中間層が次第に増加し市場としても注目を集めている。親日国であり今後、超大国インドとのアジア外交は中国と共に極めて重要になろう。
【財界 2019年1月29日号 487回】
昨日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』ゲスト:日本郵便株式会社 切手デザイナー 玉木明氏二夜目 音源掲載
昨日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)はゲストに日本郵便株式会社 切手デザイナー 玉木明氏をお迎えした二夜目の音源が番組サイトに掲載されました。来週水曜正午までの期間限定でお聞きいただけます。
日本と海外の切手のデザインの違いについて、デザイン時のルール、小さな切手をデザインするときの思い入れやそのエピソードなどをお伺いしました。
今回、海外の切手に関して知らなかった非常に興味深いお話もして下さいました。玉木氏は職場にイギリスや自由都市ダンツィヒなどで発行された切手を置き、自分が手掛けた切手が100年後どのように思われるのかを意識して切手をデザインされているそうです。
切手を作る際、国名・地域名と額面を必ず入れるというルールがあるのですが、イギリスは切手の発祥国で非常に品格が感じられるデザインで、イギリスのみ切手に国名を入れなくともよいルールになっているそうで、初めて伺う話にワクワクしました。
また、フランスは大統領が代わる毎に普通切手のデザインが変わり、その切手に描かれるのは「マリアンヌ」と呼ばれる女性像です。マリアンヌは日本でいうと大和撫子に例えられ美しく聡明な女性像を表しており、大統領の女性の好みが反映されるともいわれているそうです。昨年マクロン大統領が選定した切手が誕生され、奥様のブリジット氏に似ているという話も教えて頂きました。画像でみると確かに似ています。
フランス郵政公社のサイトに過去のフランスの普通切手の変遷が掲載されていましたので参考までリンクをご紹介いたします。
前回の旧郵政省に技芸官(デザイナー)として入省後、切手デザイナーとしてデビューするまで、デビュー後の作品づくりにおける苦労や思いなどについてお伺いした音源は今週水曜正午まで期間限定で番組サイトにてお聞きいただけます。
前回の放送にてお話いただいた、玉木氏が手掛けられた切手を合わせてご紹介いたします。
今回収録時に玉木氏がこれまで手掛けられた切手や海外の珍しい切手をお持ちくださいました。
子供の頃に切手を収集されていた方も多いと思います。普段何気なく使っており、非常に身近な存在ですが、興味深いお話をいろいろ伺うことが出来ました。
今回、さまざまな話を伺い、切手が表す国々の文化や奥深さを改めて感じた放送でした。
次回はスペイン在住の漫画やアニメの翻訳家のマルク・ベルナベ氏をゲストにお迎えする予定です。
サッカーアジアカップ ウズベキスタン戦で紹介されたウズベクダンスを間近で見よう ~おいしい大使館差し入れのウズベク料理も~
スタッフからのお知らせです。
ただいまサッカーのアジアカップがUAEで開催中です。連日、熱戦が繰り広げられ楽しみにされている方も多いことと思います。昨日は日本とウズベキスタン戦が22時30分よりNHKBS1にて放送されました。余談ですが、サッカー好きな私としてはクーペル氏がウズベク代表の監督ということに感慨深いものがありました。
ハーフタイム中に対戦国がどのような国か知ろうというコーナーがあり、ウズベキスタンの魅力が紹介され、嶌が会長を務める日本ウズベキスタン協会の新年会で毎年ウズベクダンスを披露いただいているグリスタンのアーニャさん、ローラさん(写真左よりお名前順)がウズベクの民族衣装に身を包み、華麗なダンスを披露されました。
アナウンサーの方もウズベクの衣装を着て、一緒に踊られていたのが非常に印象的でした。
また、番組内で東大医学部に留学されているカモーラさんが流暢な日本語でインタビューに応じています。
さらに、ウズベキスタンの料理、プロフとヤフナティルが紹介されました。写真を撮りもれてしまったので、昨年の新年会に駐日ウズベク大使館より差し入れいただいたプロフなどウズベク料理のお写真を共有します。
ウズベキスタンの伝統的な織物である絹の「アトラス」も紹介されました。グリスタンの皆さんはこの布で作られた民族衣装を着てダンスを披露されています。
ウズベキスタンの魅力が詰まったミニコーナーで、ウズベキスタンに興味をもたれた方も多かったのではないでしょうか?
そんな方にオススメなのが、26日に開催される日本ウズベキスタン協会の新年会です。日本ウズベキスタン協会は昨年20周年を迎え、嶌が会長を務めています。
今回、20年経過の記念すべき新年会としてゲストに中央アジア古代史の第一人者である前田耕作先生をお招きして「シルクロードと玄奘三蔵」と題して華やかな世界の中心となっていた時代の中央アジアの歴史を30分程度、語っていただくことになりました。
その後、前田先生と嶌が現代の中央アジアの存在意義と将来、日本との関係について対談(15分程度)をする予定です。
また、この放送でウズベクダンスを披露されたグリスタンの皆さんによるウズベクダンスや駒崎万集さんのドゥタール演奏(中央アジアで広く楽しまれている弦楽器)と大使館からの差し入れいただけるウズベク料理で日本にいながらウズベキスタンやシルクロードの雰囲気を味わって頂けるイベントとなっています。
皆さんのお越しを心よりお待ちしています。
[日 時]2019年1月26日(土)13:30~16:30
[会 場]日本プレスセンタービル 10 階(千代田区内幸町 2 ― 2 ― 1)
都営三田線 内幸町駅 A7
※駐車場はありません。
[会 費]一般5,000円、会員及び同伴者3,000円、高・大学生・ウズベキスタン出身の社会人2,000円、留学生の方1,000円
※1 会員の方は,事前に送付します会報同封の郵便振替用紙にて入金下さい
※2 一般の方は会員と同伴の場合に限り,会員価格です
※3 会員以外の方は,当日受付にて現金にて会費をお支払い下さい
※4 中学生以下の方は無料です
※5 立食パーティー
電話(03-3593-1400)、ファックス(03-3593-1406)、
メール(jp-uzbeku@nifty.com)(注)満席になり次第受付終了
日曜(20日) TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』ゲスト:日本郵便株式会社 切手デザイナー 玉木明氏 二夜目
日曜(20日)のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)はゲストに日本郵便株式会社 切手デザイナー 玉木明氏をお迎えする二夜目をお届けいたします。
日本と海外の切手のデザインの違いについて、デザイン時のルール、小さな切手をデザインするときの思い入れやそのエピソードなどをお伺いする予定です。
前回の旧郵政省に技芸官(デザイナー)として入省後、切手デザイナーとしてデビューするまで、デビュー後の作品づくりにおける苦労や思いなどについてお伺いした音源は来週水曜正午まで期間限定で番組サイトにてお聞きいただけます。
前回の放送にてお話いただいた、玉木氏が手掛けられた切手を合わせてご紹介いたします。
今回収録時に玉木氏がこれまで手掛けられた切手や海外の珍しい切手をお持ちくださいました。
子供の頃に切手を収集されていた方も多いと思います。普段何気なく使っており、非常に身近な存在ですが、興味深いお話をいろいろ伺うことが出来ました。
13日 TBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』ゲスト:日本郵便株式会社 切手デザイナー 玉木明氏 音源掲載
13日のTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』(21:30~)はゲストに日本郵便株式会社 切手デザイナー 玉木明氏をお迎えいたしました。番組サイトに音源が掲載され、来週水曜正午までの期間限定で音源が掲載されております。
旧郵政省に技芸官(デザイナー)として入省後、切手デザイナーとしてデビューするまで、デビュー後の作品づくりにおける苦労や思いなどについてお伺いしました。
今回の放送にてお話いただいた、玉木氏が手掛けられた切手を合わせてご紹介いたします。
今回収録時に玉木氏がこれまで手掛けられた切手や海外の珍しい切手をお持ちくださいました。
子供の頃に切手を収集されていた方も多いと思います。普段何気なく使っており、非常に身近な存在ですが、興味深いお話をいろいろ伺うことが出来ました。
次週も引き続き玉木氏をゲストにお迎えし、日本と海外の切手のデザインの違いについて、デザイン時のルール、小さな切手をデザインするときの思い入れやそのエピソードなどをお伺いする予定です。